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2006年2月12日 (日)

トンデモ本

ワタシのプロフィールには、
「理学博士を持ったマニアックな高校教師です」
と書いたように、実際に理科の教員をやってます。

同じような理科教員のML「新理科教育ML」(外部リンク)というのに参加しているのですが、実は最近こんな話題が多くなっています。

 「【教育】水の結晶」
 「【擬似科学】水は言葉を理解」

どんな内容かと言いますと、
「水は「ありがとう」「ばかやろう」の言葉を理解して、前者ではきれいな結晶に、後者ではきたない結晶になるという話」
という眉唾な話なんです。
しかも、この話を小学校の道徳教育に使用しているというぢゃないですか。

もうね、ウマシカかとカバかと。

『水からの伝言』という書物が、今結構売れているのだそうですが、これがくせ者のようです。

この辺りの詳細は「出版社のHP(外部リンク)」もしくは「どらろぐ・「水」別館」をお読みいただきたい。

小学校の先生は「科学教育」をどのように感じているのでしょうか?
というより、こんな常識外れを真顔で授業に使う精神が良く分かりません。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

以前『買ってはいけない』(外部リンク)というトンデモ本がありました。
この本はカクカクシカジカなので、この商品は良くない、というのを書き連ねたものでした。
しかもその商品は、全て実際にお店に並んでいるものばかりです。

はじめは、随分凄いことをやったなぁ、と感心していたのですが、いざ読んでみたら...

 はぁ?(; ̄Д ̄)なんですか?

この本ではある成分を挙げて、確かな証明がされていないデータを書き連ねてあります。
ネズミを使った実験も所々出ているのですが、ネズミに対してもの凄く過多になるような濃度で実験しているんです。
そんなの人間の大きさに置き換えたら、人間でも逝っちゃうような量ですよ。

結局、ここで挙げたトンデモ本は、サイエンスとしてはいい加減なものばかりなんです。
ワタシは研究室にいたときに、データを出したら再検証して、もう一度はじめからやり直して確認することをやってきました。
こうしてデータを実証するんです。

正確なデータでないものを、いかにも本物のように話すことは是非止めて頂きたい。
というより、何が正しくて何が間違っているのかを示すことが出来ない世の中になってるのでしょうか?

 〜〜〜〜〜〜〜〜

もし、正しいかどーか分からないと思ったら、是非分かる人に質問してください。
ワタシもご協力しますよ。
もちろん、ワタシがワカランものは、誰か教えてくださいね<(_ _)>

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