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2006年3月

2006年3月31日 (金)

『A SOUND OF THUNDER サウンド・オブ・サンダー』

−2055年人類絶滅−

物騒な見出しの宣伝ですが、タイムトラベルによる時空の歪みが未曾有の危機を引き起こす、というレイ・ブラッドベリのSF小説の映画化(だそうな)。
ワタシは昔、レイ・ブラッドベリとレイ・ハリーハウゼン(特撮監督)の「2人のレイ(タイトルは違うかな?)」という伝記漫画で存在を知っただけですが、凄いSF小説家なんですよね。
<この辺のコメントはEさんお願いします<(_ _;)>

さて本作は「ドラえもん」なんかでも、時たま問題にされている「タイム・パラドックス」が題材です。
過去に何かを起こすと、現代に大きな影響が起こる、ということです。
そうやって考えると、ドラえもんのあの映画は怖いですよね。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

2055年、タイムトラベルによるハンティング(狩り)ツアーが行われていた。
これには厳しいルールがあった。
 過去のいかなるものを変えてはならない、
 過去にいかなるものを置いてきてはならない
 過去のいかなるものを持ち帰ってはならない
そのため過去に干渉しないように計算しつくされたツアーであった。

ツアーは白亜紀6500万年前の恐竜をハンティングするものだ。
ところがツアー最中にささいなトラブルを起こし、帰ってきてから異常気象や熱帯系植物の大量発生が生じた。
ツアー中に何か過去に影響を及ぼしたのかもしれない。懸命に調査するスタッフ。

タイム・パラドックスの不安を指摘したタイムマシン開発者の危惧した通り、6500万年分もの歪みを修正する"タイム・ウェイブ(進化の波)"が発生し、2055年の風景は一変した。

巨大昆虫や生命力の強い植物、そして現代とは全く異なる獰猛なハ虫類などが発生していた。

タイム・ウェイブが続くと、進化の最後に登場した人類=ホモ・サピエンスに影響を及ぼすだろう。
過去に及ぼした影響とは何だったのか?
タイム・パラドックス、時空の歪みを解消し、もとの世界に戻すことが出来るのか?

果たして人類は過去を取り戻し、未来を守り抜けるのか?

 〜〜〜〜〜〜〜〜

レイ・ブラッドベリは、今から50年も前(1952年執筆)にこんな作品を書いていたなんて凄いですね。
80歳を過ぎた今でも新作を書いているらしいですが、本作を見て何というか聞いてみたいものです。

2006年3月30日 (木)

病院

実はワタシ、3ヶ月おきに病院に行ってます。

体型が○○なのと遺伝的に血圧が高いんです(^_^;) なので降圧剤を服用してます。 その他の数値は平常値です(^^ゞ


さて、夕方四時半過ぎに受付して順番を待ってました。

持って行った週刊チャンピオンも読み終え、病院備え付けの雑誌を数冊読み終えても順番が来ない。

そして待つこと三時間、ようやっと呼ばれました。 それでいて診断に五分、会計と薬受け取るのに五分。

三時間もの時間はひじょ〜〜にムダな時間でした。


ワタシは血圧以外は(一応)問題無しなので構いませんが、風邪などで来た人には耐えられないでしょうな。

それからお年寄りの皆さん。 もう少しのんびり待つことはできないでしょうか。 ちょっと座っちゃ、また立ち上がって、まだかまだかと文句を言うのくり返し。これは勘弁していただきたいです。 皆さん待っているのですから。

しかし待っている間、だんだんお腹が空いてきて、晩飯が美味しかったぁ(*^ー^)

最後の通勤

昨日のことですけどね、今までの職場に最後の通勤をしてきました。
自分の荷物は全て撤去したものの、机の周りと部屋の掃除をしに行ったんです。

これまでいろんな教材やらに囲まれていた机の周りが、今はがらーんとしている。
遮られていた光が注ぎ、とても明るくなった感じです。

ワタシの机は、入れ替わりに着任する人が使うことになります。
同じ教科の人なので、若干使えるものは残してきました。


となりの部屋は生物実験室、ワタシの城f(^ ^;)でした。
ガラクタやら古い本やら、片っ端から廃棄処分です。
ワタシが大学から持ってきた実験器具などはすでに運び出したので、替わりに華道の鉢などが置かれます。
(室長が華道部の顧問)
生徒数の関係で、日常の掃除は出来なかったから、出来る範囲で掃除をしました。


行事や宴会で撮った写真をCDに焼いて、世話になった方々への置き土産にしてきました。
今、見返すと、つい最近のことだったのに懐かしく思えるのは何故でしょう。


学校内の桜は4、5分咲きというところでしょうか。
今度の歓送迎会の時には、葉桜になっていることでしょう。
もう満開の桜を見ることはありません。

最後に校内のあちこちを写真に納めてきました。
ガッコの前では、先週までやっていた移動動物園の撤去作業が進んでいます。
夕方の日の光が寂しさを誘います。

こうして書いてみると、今までの職場は、自分にとってかけがえのないものになっていたことが感じられます。
次の職場でもそんな気持ちになれるでしょうか?

『SPIRIT』

近年、日本では格闘技ブームですね。プロレス、K1、PRIDE ...
この作品は1900初頭の中国に実在し異種格闘技で活躍した武道家「霍元甲[フォ・ユァンジャ]」の物語。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

霍元甲(ジェット・リー)は天津一の武道家を目指すほどに強くなり、周りの助言にも耳を貸さない。
そんな若き驕りから親友を失い最愛の家族を殺され、名声を得ることの虚しさを知り、逃げるように放浪の旅に出る。
そんな旅先で死にかけたところを助けられた霍元甲は、他人の優しさに触れ、自然に身を任せるうちに、真の「強さ」とは何かを知るに至る。

天津に戻ると列強諸国が進出し、中国人は「東洋の病人」と揶揄されていた。
自分のためではなく人のために、中国人のために、異種格闘技に身を投じる決意をする。
そんな霍元甲に親友は力を貸し、2人は精武体操学校を設立するのであった。

ところが霍元甲の余りの強さに列強諸国は画策し、霍元甲 対 4人の強者という不利な闘いをけしかける。
3人までは貫禄勝ちをしたが、日本の武道家 田中安野(中村獅童)は強敵であった。

霍元甲の三節棍と田中の日本刀の対決では引き分けに終わり、素手での格闘で決着を付けることに。
ところが日本の役人の策略によって霍元甲は毒を盛られ喀血する。
毒が回った霍元甲は田中に勝てるのか?

 〜〜〜〜〜〜〜〜

霍元甲は実在の武道家であり、精武体操学校を設立し、ブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』のモデルにもなったそうな。
中国では度々映画や小説になっている「ヒーロー」の1人のようだ。

さて、本作の主人公 霍元甲 を演ずるのはジェット・リー。
ワタシはあえてリー・リンチェイ(李連杰)と呼びたい。

彼は『少林寺』シリーズの主役で一躍脚光を浴びたが、ワタシは最近の『HERO』までの印象があまりない。
気にしていたのだが、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明』『ロミオ・マスト・ダイ』などに出演していたんだそうな。

ワタシは『少林寺』シリーズで、彼の演技というより武術に目を奪われた。
それもそのはず、彼は幼少の頃から体育学校で武術を学び、武術大会で何度も優勝している武道家なのである。

本作ではその彼の素晴らしき演武がこれでもかと言うほどに演じられている。
草原の中で舞う演武(舞うという表現がふさわしい)が美しかった。

異種格闘技の最終決戦で日本の武道家 田中との対決では、『少林寺』シリーズでも使われた「三節棍」が使用され、出てきたときには狂喜乱舞だった。

霍元甲が毒殺されたというのは定かではないが、享年42歳であった。
体育学校で武術を学んだリー・リンチェイが、霍元甲の享年と同じ年で本作に出演するというのは、何か意味があるのだろう。
2人とも武術を通じて礼節ある武道の精神、ひいては平和へのメッセージ、真の「強さ」とは何かを我々に訴えかけているのだ。

また、中村獅童 演ずる日本の武道家 田中の描かれ方にも注目したい。
列強諸国において田中や他の武道家たちは皆スポーツマンシップに則っており、
「武術に差はない。あるのはそれを使う人間の差だ」
というメッセージを発しているのである。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

ジェット・リーは本作でアクション映画を止めるという話がある。実にもったいない。
本作は格闘技が好きな人にはオススメです。
是非、ジェット・リーいやリー・リンチェイの華麗なる演武を目に焼き付けていただきたい。

2006年3月28日 (火)

運動中

今日は朝から、行きつけのジムで運動してます。

普段ならストレッチの後にウォーキング&ランニングなのですが、今日は混んでるのでバイクをやってます。 だから、こうやって書き込めるわけ(^_^;)

この後はマシンで筋トレ、それからプール、風呂とフルコースです。

しかしバイクは、心拍数120設定なので、もう汗だく。 明日は足から来るな〜(><;)

2006年3月26日 (日)

商品棚卸し

前のブログでは今日の射会のことを書きましたが、総会があったり自主練習をしたりで17時まで道場にいました。

ところが、同僚から「ららぽーと」というショッピングモールで出物があるという連絡がありました。

この同僚からはよく情報を提供してもらっているのだが、今日のは凄かったし、良かったなぁ。
お互いに気にしていた、ある教材が半額以下で購入できるとか。

この連絡を受けてから時計が気になっちゃって、気になっちゃってf(^ ^;)
練習を終えてから急いで家に帰り着替えて、ららぽーとに向かいました。

「ららぽーと」につくと、早速目的のお店に向かってみると、情報の通りでした。

 一枚735円→300円(税込)

これは安い!

えっ?商品は何だって?それはね...
骨格や筋肉、神経、内臓などのグラフィックシートです。

カラーイラストで細かく説明もあり、お店に置いてあった在庫は22種類。
その全てを購入しちゃいました。しめて300円x22枚=6600円。

それから1/1ヒトの脳模型。
これは綺麗に色塗られており、実物とほぼ同じ大きさと重さで、各パーツに分解することも出来る優れもの。
これも定価は6000円ぐらい、もっと精密なものは数万円もするのですが、1980円。

そして小さな全身骨格模型1000円と1/1大腿骨ペン立て750円。

しめて10330円なり。ああ、衝動買いじゃ〜。

でも、定価で買ってたらシートだけでも16000円はするからねぇ。
いくら教材のためにはお金をケチらないとは言え、今日は買って良かったかも。

ちなみに、同僚は旦那に白い眼で見られながらも、ワクワクしながらシートを物色していたらしい。
さすがだ(^ ^)b

たなぼた

いやいや、おはずかしい(>_<)

今日は、所属している弓道協会の内輪の射会でした。
「観桜射会」ということで、桜を見ながら...

って、桜無いじゃん。

いつもは桜の木もある本部道場で行うのですが、今日は参加者多数のため大きな道場でした。
ここはワタシの家から非常に近いんですけど、緑が無いんですよねぇ┐(´ー`)┌

ま、それはさておき、今日の射会は一手(二本)x2、計4射の結果で順位を出します。

が、ああ、情けない、情けない。

今日は坊主ですorz

さて、そんな結果でしたので表彰には縁もなく、上位の皆さんを拍手で祝福していたら、下位にも飛び賞があるというじゃないですか。
でも、関係ネーやと思ってたら名前呼ばれちゃいました。

ああ、恥ずかしい。
ちなみに商品は「落花生」でした。

2006年3月25日 (土)

離任式

昨日、5年勤めたガッコを退職いたしました。
4月から同系列の中高一貫校に赴任いたします。

ま、退職というのは大人の事情という奴です、ハイ。(雇用形式の関係)
別に何かやってクビになったわけではないですから(*´ー`)

さて、以前のブログの中でも書きましたが、
やっぱり自分が主賓というのは居心地が悪いもんです。

朝の打合せと生徒向けの離任式では挨拶をしなければならず、話すことをいろいろと考えてはいたものの、いざとなると頭が真っ白になるもんですね。
ワタシの前に挨拶した国語のセンセはさすがという挨拶だったので、なおさら緊張しました。

今年度、ワタシは卒業した3年生しか授業が無く、1、2年生とは面識もありませんので、小道具を用いました。
(小道具はプロフィールを参照してください)
あのマスクを被ると、生徒達は分かってくれましたね。
式の後で廊下ですれ違うと、知らない生徒から随分声をかけてもらいましたから。
いきなり写真を撮らせてくださいと、女の子も来ましたΣ(゚Δ゚*)

挨拶の内容は「人(友人、恋人、家族、先生、学校などなど)を好きになることで、強くなれる」といった話をしました。
そして「そのことを学校で学び、生きていって欲しい」と。
ちょっとクサいですね(^ ^;)

学校や生徒会からお花や餞別をもらったのですが、卒業生が数人わざわざ来てくれて、餞別をくれたのも嬉しかったです。

それから、各先生方の部屋に挨拶回りをしたり、最後のお仕事をしたりで夕方遅くまで名残を惜しんでました。

これからは逆方向へ通勤することになります。
これまでは都心から離れるので「自然の緑」という目の保養が出来たのですが、
今度は都心へ向かうので「自然の緑」が無くなるのが残念です。

世話になった方々、好きだった人たち、愛すべき生徒、学校...
5年もいれば愛着も湧くってもんですが、4月から心機一転。
不安半分、期待半分ですが頑張ってみようと思ってます。

2006年3月21日 (火)

ショックです

先ほどExcaliburさんからメールがありました。(Excaliburさんのブログ記事)

「宮川センセが亡くなられたそうです」

え?Σ( ̄ロ ̄lll)

「宇宙戦艦ヤマト」など数多くのヒット曲を手がけた作曲家の宮川泰先生(75歳)が今日の午前中に亡くなられたそうです。
Yahoo!ニュース(外部リンク)では「虚血性心不全」とのこと。

以前、コンサートを見に行ったときに、非常におもしろいおっさんだなぁと思って親近感が湧いたもんです。
謹んでご冥福をお祈りします。

しかしショックです。

万歳x3\(^o^)/:WBC日本優勝

やったぁ〜〜〜〜〜!\(^o^)/

WBC日本優勝!!王ジャパンおめでとう!!

親戚が来ているので、昼間から酒を呑みながら観戦してました。
午前中、弓の練習に行っていたのですが、ワタシが帰る前に来た人から4−1で勝っていると聞きました。

喜び勇んでウチに着いてTV見ると、松坂が好投しているじゃないですか。
で、さらに追加して6−1。

ところがショート川崎のしょーもないエラーから追いつかれて6−5、一点差。

ああ、だめかぁと思ったら9回表に日本が加点して10−5。
そして最後のピッチャー大塚が一点取られたものの抑えて、10−6

第一回WBC王者に我らが王ジャパン、日本が優勝しました。

ワンちゃんが胴上げされているシーンに目頭が熱くなりました。

万歳!\(^o^)/

これで、今年の日本のプロ野球が盛り上がらなければおかしいですね。


いやぁ〜、真っ昼間からお酒飲んでの野球観戦(TVですが)は、本当に良いものですね〜。

2006年3月19日 (日)

三度目の正直:WBC韓国戦

いやぁ、「三度目の正直」となるか「二度あることは三度ある」となるか心配でしたが、今度こそ勝つことができましたね。

WBC日本VS韓国戦ですが、6−1で王ジャパンの勝利!\(^o^)/

6回までは行き詰まる投手戦、ところが7回表の先頭打者四番松中の2ベースからの1アウトに福留の2ラン、里崎や宮本、イチローのタイムリーも出て一挙5点先制。

再三のピンチにも先発の上原が7回まで無失点で抑え、薮田、大塚と完封リレーで韓国に勝利!


審判を味方に付けた米国に負けて、韓国に2連敗、たなぼたで決勝リーグ進出した日本。
それに比べて、4強進出で兵役免除を勝ち取り若干気が抜けた(感がある)韓国。

今回の準決勝に関しては、日本の方が気楽に試合が出来たのでしょう。
一度地獄を見て、失うものは何もない、ってところでしょうか。

試合終了後の王さんのコメント
「このままの勢いで一気呵成にいきたい。」

是非行ってもらいたい。

でも決勝はキューバだからなぁ。
とても強いチームなので、我らが王ジャパンがどこまで太刀打ちできるかが心配です。

2006年3月17日 (金)

たなぼた:WBC日本準決勝進出

だっはっは(o_ _)ノ彡

素直に喜んで良いのかわかりませんが、WBCで日本の準決勝進出が決まったらしい。

先ほどYahoo!ニュース(外部リンク)で見ました。
今日の朝の時点で、韓国3勝、日本1勝2敗で、米国とメキシコの試合結果で、米国が2失点以上取られてメキシコに負けたら得失点差?で日本が準決勝に進出できるんだそうな。

で、フタを開けたら2−1で米国が負けたそうだ。

もちろん、素直に喜ぶわけにはいかない。
日本は米国にも韓国にも負けているわけだし、韓国には2連敗している。あきらかにたなぼたでヤンす。

でも、今日の試合は大きいですよ。
あの日本VS米国戦のヒーロー、世紀の大誤審をやらかしてくれたD審判が"また"米国よりの誤審をしたんだそうな。
メキシコの3回の攻撃、ライトポールに当たり本塁打かと思われた打球を「二塁打」と判定したんだって。

確かに、あの米国戦や韓国戦での日本は、再三再四のチャンスを稚拙な攻撃で潰していたから、あの世紀の大誤審がなくても負けていただろう。
でも、今日の試合でD審判の誤審を味方にして負けた、というところに意義があるんです。

残念ながら、日本は決勝リーグでの米国へのリベンジは果たせなくなりましたが、今度こそ三度目の正直で韓国をうち破って欲しい。もし対戦することがあるならば...。


それにしても昨晩のラジオである芸人が言っていたのが耳に残っています。
王さんは短期決戦には向かないのかなぁ。
二年連続でシーズン一位なのにプレーオフで負けてるからなぁ。

これでもしWBCで日本が優勝したら凄いだろうなぁ、米国内の反響が┐(´ー`)┌

2006年3月16日 (木)

『ミュンヘン』と新映画館

今日は職場に行かなくても良い日だったので、またもや映画を観てきました。

近所の東葉高速鉄道「八千代緑が丘駅」脇に、TOHOシネマズがオープンするので行ってみました。

今日はプレオープンというか、東葉高速鉄道10周年企画としてチャリティ上映会が企画されてました。
上映作品は、『スター・ウォーズ EP3』や『ハウルの動く城』、『四月の雪』、『チャーリーとチョコレート工場』そして『ローマの休日』です。
入場料金は設定されてなく、上映後に各自で金額を決めて募金する形を取っていました。

良い機会なので『ローマの休日』を観に行ったんです。
いざ、劇場に着いてみると行列が続いてます。
おお、やっぱりオープニングだから凄いなぁ、なんてのんきに構えていたら、なんと!
CA280088

そうなんです。劇場からの行列は凄まじく続いてました。
スタッフは午後3時ごろの入場と言ってます。
今の時間は午前11時です。

 待ってられるか!

平日と言っても、大学生なんかは春休みなんでしょうな。
どこからこんなに集まるんだろうと言うぐらいの賑わいに、映画産業も盛り返しているのかなと一安心。

しかし、あるおばちゃんズの常套文句には笑わせてもらいました。
「折角遠くから来ているのに...」

 〜〜〜〜〜〜〜〜

結局、時間ももったいないので、他の映画館でかねてから観ようと思っていた作品『ミュンヘン』を観てきました。

あのスピルバーグ監督作品で、1972年のミュンヘンオリンピック最中に起こった、パレスチナゲリラによるイスラエル選手団に対するテロ行為に端を発した、イスラエルの報復劇を描いた作品であります。

事実に基づいた作品であるため、そんな事件があったのかと、ただ驚くばかりでした。

そして、テロの首謀者たちへの報復を行う主人公たちのイスラエル・モサドの暗殺チームの精神の荒み方は、いつまでこんな事(戦争・テロ・報復・暗殺)を繰り返さなければならないのかということを、痛感させられます。

確かにワタシは、この島国でぬくぬくと生きてきて、世界の社会情勢に疎いです。
ワタシが産まれた頃にこんな凄惨な事件が起こっていた、しかも平和の祭典であるべき『五輪』で、とは知りもしなかったです。

あらためて、この島国の平和を、たとえかりそめでも、ありがたく思うと共に、どうすればこの「悲しいマラソン」を終えることが出来るのだろうかと、考えさせられる作品でした。

2時間40分ほどと、近年の作品にしてはちょっと長めです。が、あまり時間は気になりませんでした。
しかしスピルバーグ監督は、SFからこういった社会派作品まで、硬軟併せ持った作品を作ることが出来て、やっぱり凄いですね。

2006年3月15日 (水)

お疲れさまでした:原田引退

とりあえずWBCメキシコ戦は6−1で日本の快勝ということなので、一安心。
とにかく次の韓国戦でアジアリーグの雪辱を果たしてもらいたい。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、Yahoo!ニュースを見ていたらこんな記事が。
"原田今季限りで引退、指導者に"(外部リンク)

あのスキージャンプで話題を常に提供し続けた男、原田雅彦が今期限りで引退するそうだ。
年齢としては37歳、確かにもう引退していてもおかしくない。

この間のトリノ五輪でも、NHの意外性にかけて代表にしてもらったにも関わらず、200g軽いというミスで失格という大失態をやらかしたりもしました。

でも、憎めないんですよね。


昔から、失敗しなければ金メダル確定と言いながら失敗ジャンプをし、かと思えばもの凄く飛んで金メダルに貢献し、と五輪のたびに話題を提供してくれたんですね。

それとあの人なつっこい?笑顔。
そして長野の時の「フナキ〜」という、あの心からのつぶやき。

ホンマ、憎めませんわ。この人。
でも、日本のスキージャンプ陣に貢献した1人ですよね。これで重責から解放されることでしょう。

今後は「日の丸飛行隊」の復活を目指して、指導者として頑張って欲しいものです。

2006年3月13日 (月)

『真・救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』

またまた、アニメ映画を見てしまいましたf(^ ^;)
今度は、『真・救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』です。

考えてみたら、一週間に映画3本は新記録?と思ったら、昔、映画の日に3本ハシゴがあったか。
それでもアニメ映画3連続は初めてですね。

でも、3本ともリメイク。オリジナルが一本もないなぁ(- -;)

ま、今日は諸事情で『ミュンヘン』見に行くつもりが、見に行けなかったから致し方なし。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

さて本作は、タイトルにあるように世紀末覇者「拳王」こと北斗四兄弟の長兄ラオウが主人公とのこと。

ストーリーは、南斗鳳凰拳の聖帝サウザーとケンシロウのエピソードを中心に、南斗白鷺拳のシュウ、北斗四兄弟の次兄トキ、そして映画の新キャラとしてラオウを愛する女親衛隊長レイナ(北条司デザイン)らが絡んできます。もちろんバットやリンも当たり前のように登場してます。

しかし、ラオウは脇役にしか見えないし、良い人に見えますね。
原作を最後まで読んだ方は、ラオウは実は良い人というのは周知の事実なんですが、あからさまにしすぎかな?
特にラオウってユリアLOVEぢゃなかったっけ?というぐらい女性(レイナ)に優しい〜。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

本作のタイトルは、いかにも続編を感じさせるタイトルなのだが、
 ・ユリア伝  OVA(2006冬)
 ・ラオウ伝II 映画(2007)
 ・ト キ伝  OVA(2007冬)
 ・ケンシロウ伝? 映画(2008)
という続編が予定されていて、原作の後半の「修羅の国」や「ラオウの息子リュウ」の話も絡んでくるらしいので、やはり主役はラオウなのかなぁ。

でも、可哀想なのは北斗四兄弟の三男ジャギ、映画の中のナレーションでは北斗"三"兄弟と呼ばれて、無かったことにされていたりする(パンフには家系図にジャギも書いてあるが)。
以前(S61)、「北斗の拳」は劇場映画化され、ラオウとケンシロウが初めて対決するところまでが描かれてます。
南斗聖拳のシンやレイ、北斗四兄弟の三男ジャギは劇中で死んでますので、このシリーズでの登場はあまり期待できませんね。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

最後にいろいろ感じたことですが、声優陣はケンシロウの阿部寛さんは良し。ラオウの宇梶剛士さんは申し訳ないが...orz。サウザーの大塚明夫さんも良し。
昔のTV版の印象が残っているのでラオウはちょっと弱いなぁ、って感じ。

絵はさすがリアルですねぇ、悪人が吹き飛ぶシーンはリアルぢゃないですが(^ ^;)

最近はパチンコ人気で「北斗の拳」も再燃焼しているようですけど、原作やTVを知らないで、本作品に素直に入り込めるのかなぁ、と感じました。

解せん!! WBC 日本vs米国

WBC二次リーグ日本vs米国がたった今終わりました。

残念ながら、我らが王ジャパンはサヨナラ負けを喫してしまいました。
しかし、あのメジャーリーガー相手に対等の試合をした王ジャパンの選手に拍手を送りたい。

イチローにもホームランが出て、2番手西岡も大活躍。
あとは松中や小笠原にデカイのが出てくれれば、メキシコ、韓国戦は何とかなるでしょう。

残り二戦は負けられないですが、是非とも頑張って欲しい。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

しかし!

8回の日本の攻撃、タッチアップでサードランナー西岡がホームに入って勝ち越し!
やった、と思ったら、得点認められず。

はぁ?Σ( ̄ロ ̄lll)

はじめは審判が得点を認めたんですよ。
ところが、米国側の抗議で判定が覆されたんですね。
タッチアップが早すぎたそうな。

VTR見てもそんなことは全然無いし、王さんが抗議しても覆らず。
審判はメジャーとマイナーの審判らしいから、アウェイの洗礼?を喰らってしまったわけです。

TVは国際映像を流していたんですが、その後の映像は西岡を撮してばかり。
多分、米国内でも問題になるでしょうね。
というか、なって欲しいですね。

それにしても、くやしい〜。
あれで勝ち越したのに〜。
そのまま試合が続いてたら、また違った結末だったろうなぁ。

2006年3月10日 (金)

宴会中

今、職場の宴会中です。

自分がこの職場を離れるに至り、送迎会を開いてもらったのだが、自分が主賓なのは居心地が悪いです。
ちょっと抜け出して来ました。

とはいえ、こうやってバカ騒ぎできる仲間って良いなぁ。
次の職場でも、こういう宴会ができるんだろうか...

『機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-』

2日連続で映画見ちゃいました。しかもアニメf^_^;

『機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-』

誰も知らないラスト…
新訳Z完結編。

ということで、本当にTV版のラストと違います。
ZIIのラストに出てきたアクシズの旧ジオンと木星帰りのシロッコが参戦して、戦局はゴチャゴチャになります。
TV版を圧縮してるので混乱はしますが、よくもあそこまでまとめたなぁ、と関心しました。

しかし、あのラストは、
「えぇ〜!Σ( ̄ロ ̄lll)」
も一つオマケに
「えぇ〜!(゜д゜;)」
富野さんやっちゃった〜ヾ( ´ー`)

という印象です。

ZIのときにロボットアニメで恋愛ものをやるとどうなるか、みたいな発言を富野さんはしてましたが、本当にやっちゃいました、という感じです。

納得いか〜ん(-_-メ


...でも、あういうラストもありかも。新訳だからね。

2006年3月 8日 (水)

『ドラえもん のび太の恐竜 2006』

今日はいろいろあって、夕方から時間が出来たので、映画見てきました。

『ドラえもん のび太の恐竜 2006』

この作品、昔やったドラえもんの長編映画第一作のリメイクです。
もともと故・藤子F不二雄先生の思い入れが強く、短編だった「のび太の恐竜」を記念すべき映画第一作として、長編に直した作品です。

さらにドラえもんの声優陣が総とっかえになって、初めての長編映画にもなります。
新声優陣でゼロから始めるのに、この作品が良いだろうとの判断だとか。

ストーリーは最後が若干違うものの、基本的には変わりません。
のび太が育てた首長竜ピー助を狙う恐竜ハンターと、のび太たちが団結してピー助を守り、ピー助を故郷に帰してやる話で、のび太たちの成長ストーリーでもあります。

お馴染みのストーリーではありますが、新声優陣にも違和感なく、涙あり笑いありでのめり込める約二時間でした。

また、恐竜も第一作目と比べて、最新学説で描かれているのも良いですね。

今から26年前(1980)の作品とは思えないほどの名作です。

森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ

毎朝、車での通勤中にニッポン放送の「森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ」(外部リンク)を聴いてます。

この森永卓郎さん、経済評論家でありながら、ミニカーなどのコレクターでもあり、変なオジさんなんです<森永さんごめんなさい(-人-)

この番組は聴いていると政治から経済、あげくのはてに芸能、マニア道まで、おもしろおかしく、それでいて真面目なところも分かりやすく話してくれるんです。
だから親しみやすいんですよ。

さて、今朝はあるお母さんリスナーから「娘さんの卒業式」についての投稿があり、その中で、
「中学とかでは制服になるし、せめて小学校の卒業式は着飾らせたい」
という内容だったんです。

投稿したリスナーさんは
「普段から娘はジャージばかりで、そんな綺麗な服は持ってないし、卒業式のためだけに服を買うのもちょっと...」
という御意見でした。

森永さんは
「それじゃぁ、セイラームーンの格好で...」と言ったら、垣花アナに一蹴されてましたがf(^ ^;)

その垣花アナ、良いこと言ったんです。
「白いブラウスにスーツなど、学校で指定すれば良いじゃないですか。」

そうなんですよね。中学進学すれば、正装は大体が制服ですよ。
だから、その時だけ高い服を買うのもどうかと思うし、買える家は良いけど、経済的に苦しい家だって今は少なくないし。
あーゆーのって子供より親のエゴなんですよね。


今朝の放送を聴いてて、ちょっと思った出来事でした。
それにしても制服は楽だよなぁ。

2006年3月 5日 (日)

アキバ

学会の帰りにアキバに寄ってきました。
今日はホコ天です。ものすごく賑わってました。
大道芸人や流しのミュージシャンなんかもいましたよ。

でもね、怖かとです。

歩くとこんな光景に出くわしてばかりです。

流石のワタシもドン引きです。


これが若さか…


いや、そんなことはないと思いたい。
でもね、裏道の電気街に入るとホッとしてたワタシがいました(^_^;)

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今日も学会です。

昨晩は懇親会でうまい酒と食事と楽しい会話で盛り上がりました。
その後、さらに飲みに行ったので、今朝が辛かった〜(^_^;)

今も眠いです(-.-)zzZ<ちなみに講演中です。

2006年3月 4日 (土)

学会『昆虫DNA研究会』

今日は久しぶりに学会に来てます。
一年ぶりの参加です。

研究室から離れて、最新情報に飢えてきたので、楽しんでます。

今日は出勤日だったんですが、休み取っちゃいました(^_^;)

 〜〜〜〜〜〜〜〜

今回の学会は『昆虫DNA研究会』と言って、昆虫の遺伝子を使った研究者の会合です。

前身は『蝶類DNA研究会』と言って、チョウチョの分子系統を中心にした会だったのですが、最近ではいろいろな昆虫も遺伝子を使った研究が盛んになってきたので、昆虫全体に広げたんです。

ワタシは前身の研究会が発足した当初に、ギフチョウやアオスジアゲハというチョウの分子系統に携わっていました。
学位を取ってから、諸事情で研究室を離れ、高校教員として過ごしているので、チョウの研究は出来なくなりましたが、この会だけは出来るだけ参加しようと思っています。

この会は前身が「蝶類」ですから、基本的にチョウチョの発表が多いのですが、最近では「ホタル」や「ハチ」などいろいろな昆虫の発表が増えています。
しかも、日本の癌研究のトップの杉村隆先生のように、もともとチョウチョが好きで、抗ガン剤などの研究にチョウチョを使用するという、おもしろい研究も報告されています。

このような他分野からの昆虫へのアプローチもあり、いわゆる昆虫マニアと呼ばれるアマチュア愛好家や、最先端の研究者まで、いろいろな分野の方の交流も出来て、楽しい研究会となっております。

昆虫に興味のある方、また、ワタシのように分子系統に興味のある方、是非参加してみませんか?

2006年3月 2日 (木)

卒業式

今日は職場の卒業式でした。
ほとんどのクラスで教えていたので、感慨深いものがありました。
ましてや、来年度から職場が変わるので、なおさらです。

式の後で、何人かが挨拶に来てくれて、贈り物をもらったり、アルバムに寄せ書きしたりで、別れを惜しみました。
ワタシが今年度限りでいなくなると言うと、残念がってくれる子もいて、目頭が熱くなります。

こういうことがあるから、これまでの苦労が全て吹き飛び、やってて良かったと思えるんですね。

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まだ進路が決まってない人、これからの生活が希望に満ち溢れている人、人それぞれですが、これからの人生を前向きに生きていって下さい。

頑張っている人に「頑張れ」と言うのは良くない、と言いますが、それでもあえて言います。

頑張れ!

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