『火天の城』
直木賞作家の山本兼一の『火天の城』を完全映画化と言ってますが、読んだことありませんf(^ ^;)
ですが、織田信長の居城となる安土城の築城に関する知られざるドラマに興味が沸き、観てきました。
「安土の山を丸ごと1つの巨大な城にしたい」という信長の命令を受けた宮番匠(大工)の岡部又右衛門。
まずは指図(図面)をもって、他の名大工とのプレゼンに挑む。
信長の意向は「五層の天守閣、西洋の大聖堂のような吹き抜けの構造」であったが、又右衛門はあえて吹き抜けのない設計を作り、信長の怒りを買う。
又右衛門は他の大工たちが作った模型とともに自分の模型に火を付けると、吹き抜けのある模型は早くに焼き崩れるが、又右衛門の模型はなかなか燃えなかった。
又右衛門は「御館様のお命を守るために吹き抜けを作らなかった」のだと説明する。
こうして安土城築城の総棟梁に命じられた又右衛門だった。
さっそく又右衛門は巨大な城を支える巨大な檜を敵国の木曽まで探しに行くと言い旅立っていく。
無事に檜は手にはいるのか?そして安土城は完成できるのだろうか?
築城後、わずか3年で消失したとされる安土城ですが、実際に残っていたらどうでしたかね。
大阪城、そして江戸城(今は無いですが)が日本を支配した大名の代表的な城ですが、もし信長が生きていて、安土城が残っていたら、今の日本はどうなっていましたかね。
映像ではCGでしかないですが、実際の安土城を見たかったと思わせる作品でした。
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