『沈まぬ太陽』
高度経済成長期の頃の日本企業において、強い信念を持って逆境を闘い抜く男の再生を描いた山崎豊子作の同名小説の映画化。
壮大なスケールを持って描かれているため映像化不可能と言われていた...
らしい、読んだこと無いので...f(^ ^;)
でも、確かにスケールは大きいですね。
なにせ主人公はパキスタン、イラン、ケニアと飛ばされ、挙げ句の果てにあの「日航機墜落事故」ですからね。
本作は今話題の日本航空をモデルに描かれており、あの当時の衝撃を再び思い起こされました。
物語は、1986年の墜落事故当日と、約25年前の労働組合の団体交渉とが並行して話が進んでいく。
組合長だった恩地(渡辺謙)は懲罰人事によりパキスタン、イラン、ケニアへとたらい回しにされ、ようやく日本に戻って来たら墜落事故の遺族の世話係に回される。
会社のため、仲間のため、家族のため、恩地は戦い続けた。
その裏では副組合長であった行天(三浦友和)は恩地を裏切り、トップへと上り詰めようとする。
一度は絶望の縁に立たされた恩地は、遺族と折衝するうちに、自分の悲劇など遺族に比べれば大した事はないと感じ、今度は遺族のために闘い始めた。
新しい会長を迎えた会社は立ち直れるのか。そして恩地と行天はどこへ向かうのか。
と、あらすじっぽく書いてみましたが、うまく説明できませんね。
しかし、製作スタッフの熱意は感じる作品だと思います。
でも、長い!長すぎる!
上映時間3時間20分。途中10分休憩があります。
作品にのめり込んでいたので長く感じなかったのですが、ケツが痛い!
物理的、肉体的にはやはり長い映画でした。
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