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2011年5月22日 (日)

『英国王のスピーチ The King's Speech』

スピーチできない男が、国王になった。(パンフより)

吃音に悩む英国王ジョージ6世という実在の人物が、自ら克服し、国民の前で見事なスピーチを行うまでの過程を描いているのだが、話はそんな簡単なものではない。


このジョージ6世は父親でもある国王ジョージ5世の次男で、現女王エリザベス2世の父親である。

本来なら国王になることは無かったはずなのに、兄の前王エドワード8世が離婚歴のある人妻との恋を選び、即位して1年もしないうちに退位したため、国王にならざるを得なかった。
さらに、第二次世界大戦を目前にして、戦争という重大な決断をしなければならない重圧もある。

そして吃音。


この重圧に耐えられたのは妻エリザベスの支えと、吃音の治療に当たったライオネルの二人の存在が大きい。
本作はこの二人がどのようにしてジョージ6世を支え、そして世界大戦を目前に不安に駆られる国民へのスピーチを成功させるまでを描いている。


事実とオリジナルを織り交ぜているのだろうが、本作品は感動的に仕上がっていた。
アカデミー賞を4部門で受賞するのも納得です。


ワタシ個人としては、もう少し英国の町並みなども見たかったなぁ。行ってるだけにね。

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