『日輪の遺産 THE LEGACY OF THE SUN』
原作は浅田次郎の小説だそうだ。
物語は終戦間際の日本。
マッカーサから奪取した900億もの財宝を隠匿する密命を受けた3人の軍人は、勤労奉仕をする少女20名とその教師を使って、財宝を隠す作業を行った。
敗戦後の日本復興のための軍資金だったのだが、終戦を迎えたとき上層部は少女達に非常なる命令を下す。
という内容ですが、ある意味結末は分かってしまう残酷な話です。
しかし、その話の結末の後にある現代の話が、重い空気を払ってくれたような気がします。
それにしても話の展開が面白いかも。
はじめに現代、マッカーサの通訳をしていたという日系人イガラシが取材を受けている所から始まり、日本のある女学校の卒業式会場で3人の軍人のうちの1人金原が急死して、その妻が家族に昔語りをすると、戦時中の3人の軍人と少女達の話になり、終戦を迎えたところで現代にもどる。
金原の妻とイガラシの話は、その後の3人の話になっていく。
3人の軍人は堺雅人、福士誠治、中村獅童ですが、上述の金原は戦時中を中村獅童、現代を八名信夫が演じており、なるほどの配役と思いました。
あとは少女達の教師がユースケサンタマリア。
その他にもミッキーカーチス(イガラシ)や柴俊夫、麿赤兒(帝国軍首脳)など。
原作を読んでいないので、今度読んでみようと思いますが、
ま、今回はワタシの知人が子役に出ているので観に行ってきた、というのもありますがね。
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