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2012年2月12日 (日)

『日本列島 いきものたちの物語』

『日本列島 いきものたちの物語』

これまで「ディープブルー」「アース」「ライフ」など、数々のネイチャー映画がありましたが、ついに日本でも制作されました。

海外の映画は自然の厳しさや神秘さをメインにしていますが、本作では身近な日本の生物の「親と子の物語」がメインと感じた。

・知床半島のヒグマの親子
・釧路湿原のキタキツネの親子
・下北半島のニホンザルの親子
・六甲山地のイノシシとウリボウ
・屋久島のサルとシカの交流
・襟裳岬のアザラシの出産
・沖縄のクマノミの子育て

…などなど、たくさんの映像が流れてくる。しかし親子の物語には、ほほえましいモノだけでなく悲しみを誘うシーンも多い。

子が死んだことに気付かず、いつまでも寄り添う母親…
母親を失い、厳しい自然を一人で生き残らなければならない子供…

確かに、前出の海外の作品では、普段からお目にかかることができない生物の貴重な映像がこれでもかと流れてくる。
しかし、本作は身近な生物だからこその追跡映像が、ある意味貴重に思われる。

エンドロールには撮影風景が流されるが、たくさんのネイチャー写真家などの努力のたまものである。
是非、映画館で見ていただきたい。

なおナレーションの方々の印象はとくにありませんでした。
あと、以前、沖縄で世話になったダイビングショップの名前が出てたので、ちょっとビックリでした。

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» ■映画『日本列島 いきものたちの物語』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
日本に暮らす数々の自然生物たち。 四方を海に囲まれ、東西3100キロ、南北3000キロにまたがる日本列島には、それぞれの地域の気候に順応した多種多様な生物が棲息しています。 その、“日本に暮らす”生き物たちを追ったネイチャー・ドキュメンタリー『日本列島 いきものたち... [続きを読む]

» 『日本列島いきものたちの物語』(2012) [【徒然なるままに・・・】]
ここ数年のネイチャードキュメンタリー映画は殆ど見ていますが、この作品は見逃しちゃいましたのでBlu-rayで鑑賞。日本製なんてお手軽に撮影してるんじゃないのかな、という懸念というか偏見も見る前にはあったのですが、2年半に亘って撮影した映像から厳選したというだけあって、綺麗な映像が続きます。ナレーションやテロップがなければ日本以外の外国かと思うくらい、あまり一般には知られていない日本の姿が映し出されています。 シカの上にサルが乗っかっているとか、アザラシとラッコがケンカしているとか、今まで考えた... [続きを読む]

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