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2012年4月 2日 (月)

『The IRON LADY (邦題;マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)』

東西の冷戦時代、「鉄の女」と揶揄された一人の女性。

西欧初の女性国家元首となった元英国首相マーガレット・サッチャーの自伝的作品。
メリル・ストリープの迫真の演技は、そこにサッチャー首相がいるような錯覚すら覚えた。


サッチャー元首相は認知症を患い、寂しい晩年を過ごしているようですが、常にそばに寄り添ってきた夫の存在が、彼女に波乱の人生を送らせることができたんですね。

雑貨店の娘が政治家を目指し、国会議員にもなり、やがて英国初の女性首相に。
IRAのテロ攻撃にもあい、フォークランド紛争に勝利したものの、人頭税で失脚。

栄光も挫折も、そのそばには夫の姿があった。
そして、今は亡き夫に問いかける。

「あなたは幸せだった?」


という締めくくり方でいいのかな?
しかし本作はメリル・ストリープに尽きる。

雑貨店の娘時代は仕方ないにしても、若い頃から晩年までを一人で演じきったその演技力は見事としか言いようがない。

歴史の勉強をしたい人も、英国文化に触れたい人も、是非見て欲しい作品だと思います。

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