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2012年9月17日 (月)

『天地明察』

江戸前期、鎖国の世の中に於いて、地動説も知られていない時代。
天体の謎に挑んだ安井算哲(岡田准一)。

江戸の世に使われていた暦がずれ始めていることに気づいた算哲は、新たなる暦作りを命ぜられる。

天体観測と算術、暦学を駆使して中国の元の時代の授時歴が正しいとするが、朝廷の抵抗に遭い、そして授時歴でも予測できない日食が観測され、算哲は窮地に陥る。

妻えん(宮崎あおい)、算哲に重要な教えを授ける天才算学者 関孝和(市川猿之助)、囲碁のライバル本因坊道策(横山裕)、若き日の水戸光圀(中井貴一)らの協力も得て、新たなる暦作りに挑戦する。

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ということで、今年は金環日食に始まる天文イヤーでして、日本初の暦作りに挑戦した実在の人物の話です。
最近、100マス計算ではないですが、少しずつ数学というか算数というかが注目されていますね。

本作もただの天文観測ではなく、算術を用いた解析に命をかける男達を描いています。

コペルニクスの地動説も、それでも地球が回っていると言った?ガリレオの存在も、当時の日本には伝わっていなかったのかもしれません。
それでも少しずつ入ってきた異国の情報が、日本初の大和歴を作るきっかけになったのでしょう。

細かい学術的な説明はほとんど無いので、物語に引き込まれやすく、2時間ちょっとがあっという間と感じました。

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» 『天地明察』(2012) [【徒然なるままに・・・】]
冲方丁の小説は何となく題名だけは知っていたのですが、どんな内容なのかは全く知りませんでした。ただ本屋大賞を受賞したりで人気があるんだろうなあ、ぐらいに考えていたのですが、映画化が決まって予告編を見た際に、ああ面白そうだなと思ったものの、そのままにしてしまってました。 物語は江戸時代、将軍家綱の治世に始まります。これまで採用されてきた暦が正確性に欠ける為、囲碁棋士の安井算哲という人物が正しい暦の作成を命じられ、多くの協力者を得、また数々の妨害を受け、失敗を繰り返しながらも遂に新しい暦を作り上げる... [続きを読む]

» 天地明察(2012-123) [単館系]
天地明察 MOVIX川口 太平の世が続く江戸時代、算哲(岡田准一)は碁打ちとして徳川家に仕えていたが、 算術にもたけていた。 もともと星を眺めるのが何よりも好きだった彼は、ある日会津藩主の保科正之(...... [続きを読む]

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