『ライジング・ドラゴン』(字幕版)
あのジャッキー・チェンが最後のスタントと言った作品。
(画像:公式サイトより)
我々の世代は「酔拳」「蛇拳」といったカンフー映画に熱狂し、「プロジェクトA」「五福星」といったアクション映画に燃え上がった。
ワタシに至っては、あのリー・リンチェイ(ジェット・リー)と激闘した「ドラゴン・キングダム」(当サイト記事)で狂喜乱舞したものです。
そんな彼の最後のスタントを見てきました。
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世界を股にかけるトレジャー・ハンターJC(ジャッキー)は、かつて諸外国に流出した国宝を手に入れることを依頼される。
その手がかりを探る内に知り合った国宝返却運動家のココとフランスの富豪キャサリン、そして腕利きの仲間達と国宝を探し出していた。
しかし最後の一個に隠されていた陰謀にJCは命がけで立ち向かう…
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(全身にローラースケートを括り付けて滑走するジャッキー)
この画像にもあるように、冒頭から体を張ったジャッキーのアクション満載で、これでもかこれでもかというぐらいに、アクションの連続であった。
もちろん、これはウソだろ?っていうシーンもあったがw
しかし、往年のジャッキーに比べてキレが衰えてきているのも確かだ。
それでも来年で60歳とは思えない体の動きであった。
今までのようなアクションがなくなるのは残念だが、まだまだジャッキーの作品は見たいので仕方ないのかな。
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本作はジャッキーの文化財に対する姿勢も感じられた。
最近、日本と韓国で盗難騒ぎによる衝突があった。
諸外国でも、昔から戦利品と称して貴重な品々を持ち出している。
だからといって盗んだり、金で売り買いするのはどうなんだろうか。
冷静に考えて、あるべき元の場所に戻っていくのが良いことなんだろう。
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最後に、ジャッキー作品恒例のNG集はちゃんとあるし、ジャッキーのスタントに対するコメントも流れるので、最後まで席を立たないように。
あと、劇場パンフは、過去の作品の写真を使った2013年度のカレンダーにもなっているので、お得かも。
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