『太古の哺乳類展 ー日本の化石でたどる進化と絶滅−』
夏休み期間を挟んで国立博物館で開催中の特別展
日本の哺乳類の進化を中心にした展示でしたが、恐竜さんに比べるとインパクトに欠けるのか、平日だったからなのか、ガラガラでした。
おかげでのんびりと見学できたのですが、ちょっと物足りなかったですね。
------
これはハクサノバーターというネズミのような哺乳類の下顎と歯(円内)
あまりにも小さかったのですが、この化石がホロタイプ(タイプ標本)と呼ばれる、学術的に大変貴重な化石です。
この他にもホロタイプと呼ばれる化石が多数展示されていましたが、通常はレプリカ(複製)を展示するぐらい大切なので、たくさんのホロタイプが並ぶのは珍しいことでした。
こちらはパレオパラドキシアと呼ばれるカバのような哺乳類ですが、後ろの化石が般若標本という、水の中で仰向けで化石化した標本です。
何にも無い 何にも無い 全く 何にも無い
日本にもサイがいたんですね(ニッポンサイ)
他にもトラやらオオジカやら、太古の日本にいた哺乳類たちが所狭しと展示されていました。
日本列島がどのように作られて、この哺乳類たちがどうやって日本に分布するようになったのか。
そんな我々のルーツを感じさせる展示でした。
------
こちらは常設展示されているアンモナイト。約1m!でかい!
発掘秘話が掲示されていたが、持ち上げるだけでなく、車で運ぶのも一苦労だったらしい。
最近、科博は常設展の工事をしています。
もしこれから行かれる方は、ご注意下さい。
------
10時半ぐらいに入場して、特別展&常設展を見て14時
ちょっと遅めの昼飯を食ってからアキバの弓具店まで歩いて行く。
弓具店の手前に旧交通博物館の跡地があるのだが、当時の写真がモニュメントになっていた。
で、隣の中央線の線路には旧万世橋駅があるのだが、ここも解放されている。
もちろん中央線内なので、普通の駅みたいに線路とホームの間にガラス張りなのだが、途中の階段も当時のままで、かろうじて残っていた当時のポスターも展示されている。
旧万世橋ホーム上に喫茶店が併設されているので、珈琲でも飲みながら一休みも宜しいのではないでしょうか?
------
こうして朝から色々と回ってみたのですが、体力の消耗を感じてしまった。
来年の夏までに鍛えなくては…
« 2014.9.23 大瀬崎ダイビング | トップページ | 『柘榴坂の仇討』 »
「サイエンス」カテゴリの記事
- 『JURASSIC WORLD DOMINION ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(2022)(2022.07.30)
- 『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』(2020)ネタバレ注意!(2020.09.13)
- 『FIRST MAN ファースト・マン』ネタバレ注意(2019.02.17)
- 平成最後の…その2(2019.01.06)
- 『皇帝ペンギン ただいま』(2018)(2018.08.30)
コメント