『マエストロ』
この年末年始から、一切映画を見に行けなかったので、ようやっとです。
で、本年最初に選んだのは「マエストロ」
漫画原作なんだそうですが、全く知りません。
音楽も好きですが、ワタシは楽器は一切ダメです。
なのに、なんで観てきたかというと、西田敏行演ずる指揮者が不気味すぎるからです。
予告編では大工さんみたいな格好で出てきて、でも、コンサートホールでは正装して指揮しているんですよね。
そんな理由です。
最近、やけに番宣で主役の松坂桃李が出てましたが、あまり関係ありません。
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解散した元楽団員のもとに、再結成コンサートの連絡が来る。
そのメンバーが集合したのは廃工場。
主要メンバーは引き抜かれていて、残ったのは難癖のあるメンバーのみ。
さらに指揮者は大工風の男 天道(西田)。
暴言を吐いて、楽団員を叱りつけるその姿に、楽団史上最年少のコンマス(コンサートマスター)の香坂(松坂)の元に楽団員からの苦情が殺到する。
そんな中、稽古を薦めて行くと、次第に演奏が良くなっていくのがわかる。
しかし、スポンサーの撤退。
さらに天道の詐欺疑惑と、楽団員の不満が爆発し、コンサートを中止する香坂。
果たして天道とは何者なのか?
コンサートの行方は?
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そんな感じの作品ですが、演奏シーンはどーなんでしょうか?
ワタシの耳には段々と良くなっていくような印象はありましたが。
相変わらず、西田敏行の怪演は面白いですなぁ。
主役の松坂桃李を喰ってるね、完全に。
オーケストラなので、色々な人が配役されていますが、パートマスター以外はほとんど光が当たらないのは残念。
でも、最後にあんな形で話がまとまっていくとはねぇ。
香坂の父と天道が繋がっていたとはね。
ちょっと強引な展開だった気もしますがね。
でも、久々に観た映画としてはまあまあだったかな。
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