『龍三と七人の子分たち』
これは激しく笑う、ジジイ大暴れ!
北野武監督作品って、毎回ドンパチやら血飛沫やら、結構えぐいシーンてんこ盛りのイメージがあるのですが
(欧米では結構受けるてるんですよね)
本作品は、ビートたけし色が強いのかな?
ブラックユーモアてんこ盛りでした。
しょっぱなからモンモン(入れ墨)しょった龍三(藤竜也)が庭先で木刀の素振りをしていると、息子家族から「時代が違うんだから止めてくれよ」と邪険に扱われ、兄弟分のマサ(近藤正臣)と食事に行っても、うざいジーサン扱いされるし。
挙げ句の果てに、オレオレ詐欺や布団売りつけ詐欺、オヤジ狩りなどに遭い、暴走族上がりのハングレ集団をやり込めようと、棺桶に足を半分突っ込んだようなジジイ6人でヤクザの組を立ち上げる。
ま、途中でちょっと若い7人目が合流して、画面狭しと大暴れ。
中尾彬はちょっと可哀相な役でしたが。
実際にこんなジーサンがいたら、家族はやりきれないでしょうなぁ。
続編は到底無理な作品でしょう、ハイ。
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それにしても、年配の観客が多くて、結構混んでました。
皆さんどのような感想を持ったんでしょうね。
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