『鳥獣戯画 京都高山寺の至宝』
京都で特別展をやったと聞いて、一度見に行きたいと思っていたら、東京の国立博物館に来るというので行ってきました。
両親も行きたいというので、色々考えたあげく、結局車で上野まで。
到着したのが8時半ぐらい。
で、歩きながら国立博物館まで行ったですが、この時点ですでに行列。
公式Twitterでは9時の時点で1000人とか。
ま、太陽も雲に隠れて日差しが強くなく、風もちょっと吹いていたので、あまり辛くなかったです。
この時点では。
開場が9時20分と、予定を早めてくれたのですが、入場してから、目的の「鳥獣戯画 甲巻」を見るまでに、さらに行列。
並んでいる時点で100分と掲示してあったのですが、1時間半ぐらいは並んでいたのかなぁ?
で、ようやくお目当ての鳥獣戯画にたどり着くと、疲れも吹っ飛びますね。
躍動感あふれる相撲のシーンは見ていてほのぼの。
蛙や兎以外の動物も見ていて楽しい。
残念ながら、見たかった蛙や兎が弓矢で遊んでいるシーンは前期展示でしたが、それでも原寸大写真での展示は良かったです。
甲巻の他にも乙丙丁巻とあり、それぞれにも蛙や兎、馬や牛、麒麟や虎、龍など、満載。
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開場には、鳥獣戯画を所蔵している高山寺の蔵書画・仏像なども展示してあり、こちらは並ばずに見られました。
しかし、高山寺はインド仏教や密教の流れをくんでいるようなのですが、それと「鳥獣戯画」がどうしても繋がりません。
何のために描かれたのか?
何を意味しているのか?
葛飾北斎の「北斎漫画」とも意味合いが違うし、「鳥獣戯画」の存在がますます不思議になってきました。
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全部見終わって12時半。
ワタシは常設展も見たかったのですが、高齢の両親にはやはりきついようで断念。
旧じゅらくビルにあるお寿司屋さんでお昼を頂いてから帰宅しました。
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会期もあと一週間。
今日(5/31)も朝から1500人とか。
見たい人はお急ぎ下さい。
閉館時間までに会場内の「甲巻」の行列に並べば、必ず見させてくれるそうです。
(他の展示は閉館時間までなので、先に見ておく方が良いかと)
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