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2015年12月

2015年12月30日 (水)

『CREED クリード チャンプを継ぐ男』

アポロ・クリード
 
偉大なヘビー級王者。
 
アドニス・ジョンソン
 
父親を知らないすさんだ少年。
 
ケンカに明け暮れていたアドニスに、一人の女性がやってきた。
メアリー・アン
「うちに来ない?」
 
そう、アドニスはアポロの息子だった。
 
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ということで、「ロッキー」の続編です。
が、主人公はロッキーのライバルであり親友アポロの息子アドニス。
 
自分の父親を知り、父親の背中を追ってボクシングの世界に飛び込み、ロッキーをトレーナーとして成長していく物語です。
 
アポロの息子とはいえ、エリートとは言えない境遇。
ロッキーの力を得て世界チャンプに挑戦するストーリーは、ある意味1作目を思い出させる。
 
しかしお馴染みの「ロッキーのテーマ」は流れません。
一部流れますが、最後の試合中に効果的に使われます。
「Eye of the Tiger」も流れませんが、リング入りする前に「虎の目」というセリフが出てきます。
 
あのフィラデルフィア美術館の階段も、本作にふさわしい効果的な使われ方でした。
ロッキーの時はランニングをしながら駆け上がって拳を挙げていますが、アドニスのランニングはここではやりません。
アドニスのランニングはフィラデルフィアの若者のバイク集団とともに、ある所で拳を挙げます。
これもある意味良いシーンです。
 
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本作の監督・脚本はライアン・クーグラーという若い監督だそうだが、この企画をスタローンに持ち込んで生まれた作品ということです。
 
内容だけで無く、制作においても後継者を得て、本当の意味でロッキーは最終作を迎えることができたのではないでしょうか。
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2015年12月26日 (土)

『海難1890』

1890年、和歌山県沖にて座礁したトルコ船エルトゥールル号の救助に、地元住民達が一致団結して救助活動を行った。

そして1985年、イラン・イラク戦争においてテヘランに取り残された日本人を救出するために、トルコ政府は救援旅客機を派遣した。
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史実を書けば以上の通りである。
しかし、エルトゥールル号の時は600人以上の乗員のうち助かったのは50人弱。
それでも地元住民は、自分達の食料を惜しむこと無く、医療費も請求せず、真心を持って救助活動をしたそうだ。
そしてテヘランの時も、トルコ国民もたくさん取り残されているにも関わらず、日本人のために救援旅客機を出したのである。
そんな心温まる実話を、これまた日本とトルコの両国が協力して映画化したというのだから、ますます日本とトルコの心の交流を感じざるを得ない。
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映画化の企画は、エルトゥールル号の現場でもある、和歌山県串本町の現町長が、救助に携わった医師達が医療費を受け取らなかった、という文書を発見し、旧知である田中光敏監督に持ちかけたことから始まったらしい。
そして日本トルコ友好120周年式典で、企画を紹介したら協賛企業が増え、国家ぐるみの作品になっていったんだそうです。
 
これもまた、日本とトルコの心の交流ですよね。
 
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今月は「杉原千畝」という、人命救助に携わった作品もありました(当ブログ記事)。
このような作品は好きですね。
 
そういえば、本作はエンディングの最後に、まだ映像がありますので、途中で席を立たれないように。
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あと、なぜか(というか理由がありますが)、本作のパンフが品薄です。
エルトゥールル号とテヘランの出来事が詳しく説明されているだけで無く、簡単なトルコのガイドブックにもなっているので、必見です。

2015年12月25日 (金)

『STAR WARS フォースの覚醒』4DX3D字幕  ネタバレ注意

フォースの覚醒の二回目です。

一回目の感想はコチラです。って、前記事ですけど。
 
今回は4DX3Dなるもので観てきました。
この4DXとは3Dにプラスして、座席が振動したり傾いたり、銃声に合わせて耳元で風が吹いたり、水しぶきのシーンで上から水滴が降ってきたり、雪のシーンではスクリーン前で本物?の雪が降ったり、煙が出てきたり、フラッシュ焚かれたり...
 
と、いろいろな仕掛けがあるんですよ。
 
ハッキリ言って、SWには不向きだわ。
鼠国のスターツアーズみたいのならば、この仕掛けは面白いけど、ストーリーに集中できないので。
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さて、まだ封切り一週間なので、ちょっと核心に迫るネタバレは控えます。
 
最近は、ネット上で情報が氾濫しているのですが、砂漠のシーンとか、雪のシーン、後半の基地内の橋のシーンとか、結構旧作のオマージュ的なシーンが多いですね。
 
それから登場人物の中に、ep6で出てきた反乱軍のあの方とか、ランドと一緒にミレニアム・ファルコンに乗っていたあの方とかが登場しますね。
 
途中、レイがルークのライトセーバーに触れるとき、あの方の声が聞こえますね。
あれは旧作?から声を抜き出した上に、ある単語の中からレイって言葉だけ抜き出したらしいです。
 
Xウィングは、よくよく見ると大分洗練されていますね。
あのエンジン?の丸いのが戦闘翼が展開していないときに、1本に見える、とかね。
フィンやハン、チューイが襲われたときに、水しぶきを上げてXウィングが登場するシーンは鳥肌ものでした。
 
ep2で登場したクローン兵って、ep4-6ではどうしたんでしょうか?
本作中でもストーム・トルーパーが使えないからクローン兵を使え、みたいな話があったので、率直にクローン兵は?って思いました。
>どなたか、ご存じの方、ご教示下さい。
 
ところでレイって新たなフォースの持ち主なんでしょうか?それともスカイウォーカー一族?
またファースト・オーダーの最高指導者スノークもまた、新たなシスなんでしょうかね?
 
そういえばフィンもライトセーバーで闘ったけど、彼はファースト・オーダーの一兵士だったわけで。
ファースト・オーダーは暗黒面から生まれた組織とも、あちこちからさらわれてきてストーム・トルーパーにされたとも言ってるから、もしかしたらフォースの力を使えるのかな?
 
ルークが最後のジェダイ、とか言ってましたけど。
宣伝や予告編でもルークが出てこないのは、カイロ・レンとも関わっていたんですね。
次回作以降で、新たなジェダイとシスの関係がハッキリしそうですかね。
 
それにしても、カイロ・レン。
お前は中二病を拗らせた痛いヤツですか?
部下が失敗すると、すぐ物に八つ当たりするし。
 
最後○○があんなことになって、××が悲しむのは分かるけど、なぜ抱き合うのがレイ?
やはりあのシーンでは、レイアとチューイが抱き合って悲しまないと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に海と島。ジェダイ聖堂。そして...
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2015年12月19日 (土)

『STARWARS Episode7 THE FORCE AWAKENS』

A long time ago in a galaxy far,

far away....
ということで、SW ep7 です。
ついに帰って参りました。
ハン・ソロが、レイア姫が、C-3POやR2-D2が、チューバッカが。
ミレニアム・ファルコンやスターデストロイヤー。
Xウィング、タイファイター...
 
そしてJEDI Knight ルーク・スカイウォーカーが!
お馴染みのSWが帰ってきたのです!
残念ながらダース・ヴェイダー卿は居ません。
 
が、その暗黒面を引き継いだようなカイロ・レンが新たな十字のライトセイバーを引っ提げて登場してきます。
またストーム・トルーパーからの脱走者フィンや謎の少女レイが、所狭しと暴れまくります。
 
それにしても、折角ミレニアム・ファルコンが出てきたのに、ハン・ソロ...
新たなる敵はシスなの?
 
そしてルーク...
今回、出演すると公言されていながら予告に右手しか出ていない理由が分かった!
 
うん、今回のep7は光と闇がほどよくブレンドされて、こうね心の中でモヤモヤがたまんないっす。
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2015/12/18 18:30 世界同時上映!
職場の忘年会もあるだろうと思いながらも、チケット予約しておいて良かった。
もう、この日を迎えるにあたりTVなどではこれでもかとSWのテーマが流れ、否が応でも期待感が持ち上がって来るじゃないですか?
確かに、封切りすればいつでも観れるんだけど、この日は生涯一度だけなんですよね。
できる限りの情報をシャットダウンして、1週間の間にep4,5,6,1,2,3,4,5,6の順で旧作を観て復讐、でなくて復習してきました。
 
会場も混雑で、この回は満員御礼でした。
今回の新キャラドロイド、BB-8の仕草が可愛いので、今後人気出るだろうなぁ。
R2より子供っぽさが出ています。
 
最後に、会場にてシスのお二方の写真を撮らせて頂きました。
ありがとうございました。
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2015年12月13日 (日)

『杉原千畝 Persona non grata』

Photo
6000人のユダヤ人を助けた外交官 杉原千畝(唐沢寿明)
大日本帝国の最大敵国であるソ連を知るためにモスクワ入りを目論んでいたが、Persona non grata(好ましからざる人物)とのレッテルを貼られ、モスクワ入りを拒否される。
その後、リトアニアへの赴任を命ぜられ領事館の開設に携わる。
 
そこで目にしたのはナチスドイツとソ連の緊迫した関係、そしてナチスに迫害されるユダヤ難民達。
行き先を失ったユダヤ難民はリトアニアに次々と流れてくる。
最後の手段が、日本行きのビザの発行だった。
 
千畝は難民達の姿を目の当たりにして、危険を顧みずにビザを発行し続けたのだった。
 
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ということで、実在の人物「杉原千畝」である。
以前、スピルバーグ作品に「シンドラーのリスト」と言う作品があった。
こちらは実業家シンドラーが自分の工場で働かせるという名目でユダヤ人を匿い、1200人を助けたという実在の人物であった。
また「戦場のピアニスト」という映画では、ユダヤ人のピアニストが逃亡生活の果てに、隠れていた廃墟でナチスの将校に見つかったが、その将校に匿われた。
ナチスのユダヤ人虐殺という、人道的に許されない出来事の中に、杉原千畝やシンドラーなどのように、ユダヤ人を助けようとする人物もたくさんいたということになる。
 
本作のエンディングで、杉原千畝に助けられたユダヤ人の子孫が世界中に広がっている、という。
人の善意が広まっていく、という世の中であって欲しい。
本作を観て、強く想ったのであった。

『聖飢魔II 続 全席死刑TOUR』 in 東京国際フォーラム20151207

ちょっとだけネタバレがあるので、まだ参戦なされていない方は要注意願います。

 
 
地球デビュー30周年を記念して、三度(四度)再結成をなされた。
今回の再結成黒ミサのコンセプトは「死刑宣告」
Ii
タイトルに「続」とあるように、ツアーを前半と後半に分けて、前半は初期の教典を中心に構成された黒ミサで、我が輩が参席した黒ミサは後期の教典を中心に構成されていた。
 
我が輩が悪魔教の信者になったのは中学生の頃。
それから約30年も信者であったことにビックリである。
 
今回の「続」では、残念ながら初期の曲は全く聴けなかったのだが、解散直前の大教典「LIVING LEGEND」から、あの曲やあの曲が聴けたのに満足であった。
(悪魔教の掟として、黒ミサツアーが終わるまでネタバレができないので、教典名も伏せさせて頂く)
 
職場の同僚とふとしたことで、信者であることが判明したのだが、解散した後に信者になったとのことで、今回が黒ミサ初参戦となったが、堪能してくれたようだ。
 
それにしても、今回も相変わらず濃い黒ミサであった。
来年の2月にFINAL2公演があるがチケット取れるかなぁ?

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