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2016年5月12日 (木)

『レヴェナント 蘇えりし者』 ネタバレ注意

レオ様がついにオスカー、ということですねぇ。

確かに今までの映画とはちょっと違うかな?
 
どちらかというと、心象に訴えるような作品でしょうか?
 
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白人の毛皮ハンターの一団の案内人グラス(レオナルド・ディカプリオ)とその息子ホーク。
先住民アリカラ族の追撃から命からがら逃げ出すも、グラスは熊に襲われて瀕死の状態になる。
 
アリカラ族から逃げる一団にとって、グラスの存在が重荷になってしまう。
そこでグラスを置き去りにすることに。
 
グラスの臨終を見届けるために息子ホークとグラスを慕うブリジャー、そしてもともとグラスと険悪な関係にあったフィッツジェラルドが残ることに。
臨終を見届け埋葬することに出された賃金目当てであった。
 
瀕死だが、生にしがみつくグラス。
だがアリカラ族を恐れ、グラスを亡き者にし逃げようとするフィッツジェラルドに刃向かったホークはグラスの目の前で殺されてしまう。
抵抗も声を出すこともできず、ホークが殺される姿を見るしか出来なかったグラスは、フィッツジェラルドへの復讐のためだけに、生にしがみつくのだった。
 
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レオ様の演技が凄いとか、過酷な復讐劇ということ以外に予備知識も持たず、映画館に足を運びました。
 
ホントは映画の日に行く予定だったのですが、完売。
 
約3時間だしどうしようかなぁ、と思ったのですが、一度見に行くと決めたからには行こうと思い、見てきました。
 
最近のハリウッド映画には、米国の歴史を見直していくような題材が多いような気がしています。
(ま、謝罪をするわけでは無いようですが、自戒は込められているような気がします)
 
このグラスという主人公は実在の人物だそうです。
熊に襲われて死んだと思っていたら、生きて帰ってきたのが新聞で伝えられたとか。
 
レオナルド・ディカプリオは言う。
「追求したのは、生き残ろうとする本能の一番奥にあるものを見つけ出すことだった。」
(パンフより)
 
確かにグラスもフィッツジェラルドも、アリカラ族をはじめとする先住民も、熊も、皆が生き残るために必死であったことが良く描かれていました。
 
音楽は坂本龍一だそうですが、どれが教授の曲なのかは聞いていて分かりません。
ハイ。
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ここからネタバレ
途中、グラスを助けた先住民は、他の毛皮ハンターに殺されてしまう。
しかしその一団に捕らわれたアリカラ族の娘を助け出したのはグラス。
 
毛皮ハンター達はアリカラ族を、盗みや暴力を行う野蛮人と言い、アリカラ族などの先住民は、白人に全て奪われたと嘆く。
 
グラスは先住民の女性との間にホークが生まれている。
 
これらのことがラストシーンに繋がっていったのではなかろうか。
ホークの仇を討ったグラスは、フィッツジェラルドにとどめを刺さなかった。
「命は神の決断に委ねられる」

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1823年、西部開拓時代のアメリカ。 ミズーリ川沿いを進むヘンリー隊長率いるハンターの一団は、狩りの途中でアリカラ族の襲撃に遭い、船を放棄し山沿いを歩いてカイオワ砦まで戻ることに。 ポーニー族の血を引く息子ホークと共にガイド役を務めるヒュー・グラスは、途中ハイイログマに襲われ瀕死の重傷を負う。 隊長はホークと青年ブリジャー、そしてフィッツジェラルドの3人にグラスを看取るよう命じ、先へ進むが…。 実話から生まれたサバイバル・アクション。... [続きを読む]

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