『こち亀展in日本橋高島屋』 ネタバレ注意
1976年9月から連載が開始されて40年。
単行本200巻を持って連載が終了した「こち亀」こと、
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
先日、連載40周年を記念して、神田明神にこち亀の絵巻が奉納されるというめでたいニュースがありました。
が、その直後、40周年200巻をもって連載終了すると、作者の秋本治先生の発言がありました。
これまで、週刊少年ジャンプを読み出してから40年近く。
こち亀の存在は不動の安定さを感じていました。
なにせ、秋本先生は40年間一度も休載してないそうですし。<スゴっ!!
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ハチャメチャな警官 両津勘吉と同僚の中川、麗子、上司の大原部長
そして時々出てくるその他の警官仲間、特殊刑事、遊び仲間、幅広な親類
また、その時代の流行を取り込んでみたり、昭和の葛飾亀有を中心にした下町情緒たっぷりな話など、多種多様な内容で楽しませて貰いました。
そんな中で、日本橋の高島屋で行われている「こち亀展」ですが、無理して行ってきて良かったです。
流石に原画コーナーはアウトです。
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漫画作品の展示なんで、当然、原画展示があるわけですが、代表的なエピソードの原画があるわけですよ。
勝鬨橋を開けた話、昔あったおばけトンネルのエピソード、下町の祭りにちなんだ作品などなど
さすがに列は流れませんね。
奥に行けば若干空いてきますが、連載開始1976年から2016年までの社会情勢とこち亀の騒動の歴史を振り返ることができます。
さらに度肝を抜かれたのは、両さんがこれまで稼いだり損失した金額の総額が圧巻!
(写真を後ろに置いておきますので、こち亀展会場で見たい人は注意)
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今回の目玉は神田明神に奉納された絵巻と、こち亀展のために書き下ろされた新作の原画。
絵巻は、会期の前半後半で半分ずつの展示ですが、展示していない部分のカラー複製もあるので全部見られます。
構想、制作に1年とか。
新作も、最期に相応しいホロリとくる作品でした。
連載と単行本の最終話のオチは違えど、はちゃめちゃ感たっぷりでしたが、こち亀展の新作は中川、麗子に対する○○な話で、単行本にも収録されないので、必見だと思います。
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今月、来月は仕事とプライベートで忙しいのですが、無理して行ってきて良かった。
時間の都合が付く方は、是非足を運んで下さい。
9/26までですが、大阪かどこかでもやるそうです。
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