『超高速!参勤交代リターンズ』
福島県の湯長谷藩(現いわき市)の藩主 内藤政醇(佐々木蔵之介)は、隠し金山の疑いをかけられ、五日以内に参勤交代せよとの幕府からのお達しがきた。
内藤政醇とその家来一行は、老中 松平信祝(陣内孝則)の妨害をうけるも、雲隠段蔵(伊原剛志)の協力を経て、無事五日以内に江戸城に到着し、徳川吉宗(市川猿之助)に拝謁することができた。
しかも途中で知り合った宿場町の女中お咲(深田恭子)を側室にするのだった。
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という前作(当ブログ記事)の帰り道が本作。
前作のエンディングでは、資金不足のため全員で走るぞ〜となったのだが、道中の家来の副業で資金を稼ぎ、牛久宿でにて政醇とお咲の祝言という名の宴会をしている所に、湯長谷藩にて一揆が発生。
しかも二日以内に戻らないと廃藩になってしまうとのこと。
宴会もそっちのけ、飲まず喰わず休まずで二日間、行きの二倍のスピードで帰りの参勤交代をすることに。
しかし、この一揆は政醇に恥をかかされた老中信祝の策略であった。
尾張柳生を配下にし、政醇を亡き者にしようとする。
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この先ネタバレ有り。
今回も少ない資金と人数で大名行列をやりくりしたり、尾張柳生に寝返った段蔵と対決したり、湯長谷藩に帰り着けたら、すでに廃藩になっているし。
畑は荒らされ、住民はボロボロに。
政醇ら湯長谷藩は謀反人とされ、城内の家臣は悉く捕らえられ処刑を待つことに。
どうなる湯長谷藩?
しかし、内藤政醇って実在の人物なんですね。
まあ超高速な参勤交代はしていないそうですが、結構出世したようです。
しかも吉宗の時代ということで、大岡越前(古田新太)も出てくるし。
まさか、続編があるとは思いませんでした。
前回は参勤交代のやり繰りがメインだったけど、本作は湯長谷藩存続の危機など、いろいろな見せ場があって、最期までハラハラでした。
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