LASCAUX The Cave Paintings of the Ice Age 世界遺産ラスコー展
上野の国立科学博物館にて2/19まで行われているラスコー展に行ってきました。
2万年前のクロマニヨン人が、フランスのラスコー洞窟に書いたとされる壁画を、最新の科学技術で復元したものが展示されています。
実物のラスコー洞窟は、1940年に犬と少年によって発見されたものの、多くの見学者と専門家不在の管理のために、カビなどの被害にあい、今日では閉鎖され見学もできない。
そんな中で、精密な調査と複写によって、見事な壁画が再現された。
驚くべきは、クロマニヨン人の美的センスとテクニックである。
この展示会では、絵の描き方や顔料、道具などが所狭しと並んでいる。
惜しいのは洞窟の再現ではないので、迫力にかけてしまう所か。
できれば洞窟を再現し、狭い暗闇の中での壁画を体験してみたかった。
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ところで、科学博物館の日本館(旧館)のB1Fにはシアター36○という施設があるのはご存じだろうか。
これは愛知万博「愛・地球博」の日本館にて展示された球形シアターである。
Zガンダム以降のコクピットを思い出して貰えると良いかと思う。
自分が球体の中心にいて、360度の映像を見ながら、浮遊感などが味わえるものである。
三半規管が弱いヒトにはお勧めできないのだが(-_-;)
で、このラスコー展に合わせて、人類の進化の旅を上映している。
その中でラスコー洞窟がちょっとだけ紹介されます。
その映像が、ちょっとだけ洞窟内に入ったような感覚を味わえます。
ラスコー展はあと半月の間の開催ですが、この映像を見ることができるのではないでしょうか?
上映予定はHPなどでご確認下さい。
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