『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』(2020)ネタバレ注意!
カラダの中の細胞たちを擬人化した漫画
「はたらく細胞」
多くのスピンオフ作品があり、TVアニメにもなった本作は、我々のような生物教員にも評判が良いでふね
そんな本作の映画版です
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なんの取り柄もない一般細胞(咽頭の細胞?)が、迷子の子供細菌を助けた
主人公の一人、白血球の仲間の好中球が処理しようとするが、突如胃の中にピロリ菌が出現してしまう
体内のピンチに子供細菌の内の1匹?が活性化し、ピロリ菌を倒してしまう
そう、この子供細菌は善玉菌の中の乳酸菌だったのだ
一般細胞と好中球は、残りの子供細菌の仲間を探して体内を移動する
しかし、この体内ではピロリ菌よりもっと危険な存在が生まれようとしていた...
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って書いてて、何の教科書?
と思ってしまう職業病?
そもそも、本作は赤血球と好中球を主人公として、体液や免疫の仕組みなどを擬人化した異色作品であり、
最新の知見を元に描かれている
高校生の生物基礎では、毎年、本作をすすめている
もともとアニメや漫画好きな生徒はよく見ているようだが、とっつきにくい生物学の入門編としても最適なので、是非ご覧いただきたい
パンフが完売で買えなかったのが残念である
後日、パンフを買いに再訪しようと思う
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