『シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| EVANGELION3.0+1.0 THRICE UPON A TIME』3・4回目 ネタバレ注意
色々とネタバレやら講評やらが流れてきて、
『VOYAGER〜日付のない墓標』と『One Last Kiss』が「魂のルフラン」(頭の中で繰り返し)しています
さらにNHKで庵野カントクの密着番組も放映されて、
ネタバレも解禁されているので
前回の書き込みでも触れましたが、
旧劇場版では、誰も救いようのない結末で、
碇シンジをはじめチルドレンもネルフメンバーも碇ゲンドウも冬月副司令もカオル君も、
誰が救われたんだろうか?
観ている観客の我々も救われること無く、
「最低だ、俺って」ではじまり、「気持ち悪い」で「終劇」したわけですよ
そして新劇場版で、
序→破とまあ旧TV版を少しアレンジしたけど、それなりに前向きな印象もありました
「行きなさい!シンジ君!誰かのためじゃない、あなた自身の願いのために!」
とあったのに、Qで
「碇シンジ君、あなたはもう…何もしないで」
と冷たくあしらわれ、ガラス越しにいきなり殴られ、
よかれと思って行動したら、目の前ですがりつく相手が死んでしまう
旧劇場版と同等の精神的ダメージが大きいですよね
庵野カントクも殺人計画などをネット上に書き込まれ、精神的に壊れたらしく、
Qの碇シンジは庵野カントクの精神状態を示しているように感じました
ところが、はじめたことにケリをつける覚悟を持つことができた庵野カントクの精神状態を示すかのように、
本作では、碇シンジがすこしずつ成長し、
そして、親父がやったことに息子がケリをつける、という結末に向かって行きますよね
25年という長い年月の中で、産みの苦しみを抱き、悩み、壊れ、再生し、
TV版→旧劇場版→新劇場版を経て、庵野秀明という人物が新世紀へと旅立てた気がします
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改めて4回目は落ち着いて観ることができました
所々で旧劇場版やTV版、原作などに対する答えやオマージュ?的なシーンを感じました
銃で撃たれるミサトさんと行ってらっしゃいシンジ君
3rdインパクトを彷彿させるアディショナルインパクト
巨大アヤナミレイの登場と、白と黒の違いはあれど磔にされたリリスがLCLに倒れるシーン
ゲンドウの回想シーンに出てくるマリ
初号機のケージ
電車の中で対峙するシンジとゲンドウ
寒そうな場所で白い息を吐くアスカ
赤い海の砂浜で横たわるアスカとシンジ
エンディングの「終劇」の文字
他にも色々とあると思いますが、TV版、新旧劇場版、漫画版それぞれに対する解答?を出したのかもしれませんね
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先日、星野源と新垣結衣の結婚が発表されました
#逃げ恥婚 なんて言われてますが、
ゲン(ドウ)とユイが結婚、子供は男の子ならシンジ、女の子ならレイ
なんてのをあちこちのSNSで見ました
誰がうまいこと言えとw
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