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昨年、ダイオウイカが生きたまま撮影されたことをご存じだろうか?
姑息な=ひきょうな
でなくて、
姑息な=一時しのぎな
だそうです。
文化庁の調査で、間違った使い方をしている人が73%だそうで。
もちろん、ワタシも間違えました(-.-;)
伊能忠敬と言えば、江戸時代に17年の歳月をかけて日本全国を歩いて、日本列島の地図を作成したことで知られています。
江戸幕府に提出された本物は焼失により失われているものの、日本やフランス、アメリカなどに渡った写しが次々と発見され、それを255枚の展示用プレートとして復元されたものが、今回の展示物です。
この大きさ、わかりますか?
二階からに見た全体図ですが、その上にいる人を見れば、その大きさが実感できますね。
一枚一枚をアップで見ると、江戸城や大阪城など重要な拠点を網羅しつつ、足で歩けないところは目視でスケッチをしているなど、もの凄い情報量でした。
明日5/29まで千葉工業大学でやってますので、お早めに。
あ、そうそう、裸足やストッキングは不可なので、ご注意を。
100円で靴下は売ってましたが。
奈良の興福寺にある阿修羅像が数十年ぶりに東京に来ました。
会場は国立博物館。
先のブログに書いたように、『恐竜博』のついでに行ってきましたが、こちらの方が混んでいて、入場に30分待ち。
年配の方々が多く、会場に入ってからも大混雑でした。
どうせパンフを買うからと、余りじっくりと見なかったものの、美しい装飾品や仏像の数々に、ひたすら圧倒されました。
そして目的の「阿修羅像」ですが、思ったより小さいのが、逆にビックリ。
阿修羅像を360度観ることかできるので、何回もグルグル回りながら見てました。
三面の顔は雰囲気がどれも異なり、そこに魂が宿っているように感じました。
また阿修羅像をはじめとする仏像は真鍮や銅ではなく、土や紙などを重ねて作っているとか。
おかげで興福寺の火事がある度に、僧達が外に運び出せたらしい。
これもビックリでした。
ワタシが見た数日後に、阿修羅像の運搬作戦が新聞記事になっており、改めて国宝を見られて良かったと思った。
『恐竜博』も『阿修羅像』も共に6月ぐらいまでやってます。
是非両方を見に行って下さい。
ちなみに、海洋堂製作の阿修羅像フィギュアは売り切れで、予約・宅配になってました。
(買う気はありませんが)
あと、常設展は教科書などで見たことあるようなものばかりで、凄かったです。
こちらも見に行ってみてはいかがでしょうか。
「DINOSAURS OF GONDWANA」とあるように、かつて地球上にあったとされるゴンドワナ大陸にいた恐竜の特集が、今回の恐竜展の趣旨である。
ジュラ紀後半に蝶大陸パンゲアが北半球のローラシアと南半球のゴンドワナに分裂し、ゴンドワナには南米、アフリカ、オーストラリア、そして南極大陸などがあり、恐竜化石では、共通した特徴を持った化石が多く発見されてきた。
今回の目玉はパンフにもある「マプサウルス」で、日本初上陸と謳っている。
この恐竜はゴンドワナの典型的な肉食恐竜であるが、化石は大小様々な個体が集中して発掘現場から発見されている。他の種の恐竜化石があまり発掘されていないことからも、肉食恐竜には珍しく群れで生活していたと考えられている。
今回の恐竜展では大小2個体が並んで展示され、その成長過程が分かるような説明がされている。
しかし、ワタシにとっての目玉はマプサウルスでなくて、南極大陸から発見された「クリオロフォサウルス」。
頭にトサカのような突起が見られ、南極でよく発見される種類である。
あの極寒の地が、かつては恐竜が住む楽天だったという事実が感じられた。
その他にも、孵化前の卵の中の恐竜の化石とか、ゴンドワナで発見された翼竜など、貴重な標本がこれでもかというぐらいに並んでいる。
そして、最近発見された日本の恐竜化石なども展示されていた。
惜しむらくは、全身復元標本は何%の化石が発掘されている、という説明が少ないのが物足りない。
やはり復元模型は「発見された化石と近縁種の化石から推測して復元したものである」というのを書くべきだろう。
春休み最後の週末と言うことで子連れの家族が多くて混んでいたが、国立科学博物館にて6/21までやっているので、お休みの時にでも是非足を運んで頂きたい。
追伸:科学博物館の日本館では、上野動物園で飼育されていたパンダの説明が剥製とともに展示されていました。
カンカンは貸し出し中でしたが、リンリン、トントン、フェイフェイなど、懐かしい顔ぶれでした。
入園者激減で廃園の危機にあった北海道旭川市の旭山動物園。
この動物園は、今日では来園者数日本一を誇る動物園になった。
集客数を増やす原因になったのは「行動展示」と呼ばれる、動物の身体能力を活かした行動が見られるようにした施設ができたからである。
上下に立ったガラス管の中をアザラシが泳ぐとか、アムールヒョウが眠る金網の下を歩くとか、高い柱の間に繋げたロープを器用に渡るオランウータン...。
そしてタイトルにもなった、あたかも空を飛んでいるように見せてくれるペンギンのプール。
これまでの動物園にはない斬新なアイデアが、最も有名で一度は行ってみたい動物園に成長させていったのだ。
本作は、新人飼育係が動物園園長やスタッフである飼育係たちによって成長していく姿と、旭山動物園が来園者数日本一になるまでの軌跡とが重ねられ、決して動物園のサクセスストーリーだけではない、人間ドラマが描かれていた。
園長はじめ飼育係にはモデルが実在し、ストーリーもほとんどが実話で、真実が作るドラマには敵わない。
ぜひ映画館に足を運んで見て頂きたいと思える作品だったと思う。
できれば子ども達に見せたい映画である。
なお写真はパンフレットの表紙であるが、この絵は実際に旭山動物園の飼育係で、現在は絵本作家として活躍中のあべ弘士氏の作品である。
今日は学習院大にて行われた『ニセ科学フォーラム』に行ってきました。
水にキレイな言葉をかけるとキレイな結晶を作るというニセ科学が、教育現場で使われだした問題に端を発し、「ゲーム脳」「EM菌」など様々なニセ科学に惑わされないための講演が行われました。
数年前には「買ってはいけない」という、科学的に根拠のない本がベストセラーになったり、「マイナスイオン」や「飲むだけで痩せる薬」がいまだに商品としてうたわれている世の中で、我々のような科学に携わる人間が世の中に正しい情報を発信するのは義務だと思います。
今日の講演では、健康情報とニセ科学の話が紹介され、科学的根拠のない薬やサプリメント、治療法が、ビジネスがらみで先行していると言われてました。
信頼できる情報は、医療機関が自身にとって金にならない情報を出している場合は信頼しやすく、何か商品を購入させようとしている場合は信頼におけないそうだ。
なるほどと思いますねぇ。
やはり、金の話は胡散臭いものが多いですからね。
今、yahooニュースを見ていたら、
「『ジュラシック・パーク』原作者マイケル・クライトン死去」
とありました。
66歳、がんだそうだ。
『ジュラシック・パーク』が我々恐竜マニアに与えた衝撃は凄いものがあった。
琥珀の中に閉じこめられた恐竜の血液からDNAを取り出して、恐竜を復元するという話は、当時のバイオテクノロジーからも、夢ではないと思われていた。
実際には難しいのだが、それでも映画にもなっているくらい世界中に影響を与えた。
まだ早いような気がするが、謹んでご冥福をお祈りします。
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