『GALAXY EXPRESS 999 ULTIMATE JOURNEY(上下巻)』
今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る
今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る
昨年、ダイオウイカが生きたまま撮影されたことをご存じだろうか?
ここ最近、本を読んだり、映画を見たりのレポが書けなかったので、ちょっとまとめて書いてみます。
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まずは『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』
これは朱川湊人氏の手によるウルトラマンメビウスのノベライズ版である。
朱川氏は直木賞作家だそうだが、メビウスTV版の脚本を3本担当しているそうで、その話を少しいじっている。
TVでメビウスの正体がヒビノミライであることがGUYSメンバーに知られた後の話で、一人の見習い隊員ハルザキの視点から描かれている。
ある事件をキッカケに異星人嫌いになった見習い隊員ハルザキが、メビウス=ミライやGUYSメンバー、そしてメイツ星人との接触を経て、ウルトラマンや他の宇宙生命体の無償の厚意を信じるようになっていく...
内容は確かにウルトラマンなのだが、所々に昭和のウルトラシリーズが伏線として貼られているので(TV版もそうなのだが)、結構読み応えのあるSF小説となっている。
読み出したら一挙に読んでしまった。
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続いて『警視庁から来た男』
昨年、『笑う警官 THE LAUGHING POLICEMAN』という映画を見たが、その原作である佐々木譲の「道警シリーズ」第2弾の小説。
内容はやはり北海道警察を舞台に、今度は人身売買事件と、闇世界と警察の大癒着を軸に、「笑う警官」で裏金事件をうたった警官津久井と警視庁の監察官がタッグを組み、闇世界と警察の癒着を洗っていく。
並行して「笑う警官」の主人公であった佐伯刑事は人身売買事件を追い、2つの事件がやがて繋がって行く...
この作品も結構読ませる。
前作の「笑う警官」も二転三転するストーリーに飲み込んでいったが、本作ものめり込んでしまった。
続編が第四弾まで出ているのだが、まだ文庫本になっていないので、早く文庫本が出版されることを願っている。
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次は映画『オーシャンズ』
以前、「ディープ・ブルー」という海洋生物ドキュメント映画が封切られたが、そのスケールと映像の凄さに圧倒され、DVDはスペシャル版で購入してしまった。
多分、本作も購入すると思うのだが、前作を「陽」とするなら本作は「陰」の印象が否めない。
海洋生物の貴重な映像の数々に加え、海洋汚染やクジラやサメの乱獲映像が、見ていて痛々しい。
途中、クジラ漁の映像は、JAPANバッシンク?と思ってしまった。
でも、やはりこれでもかと言うぐらいの圧倒的な海洋生物の神秘的な映像は必見の価値アリだと思う。
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最後は『ゴールデンスランバー』
「お前オズワルドにされるぞ、逃げろ!」
友人にこう切り出されて、何のことか分からないうちに爆発音が起こり、首相が暗殺された。
心当たりがないのに犯人扱いされ逃げまどう主人公青柳(堺雅人)。
周到に用意された首相暗殺の犯人としてでっち上げられるが、青柳がこんなことするはずがないと信じる友人・知人の助けと、そして通り魔殺人犯の気まぐれで警察から逃れ、TV局と接触しようとする。
青柳は自分は犯人ではないと生中継で訴えようとするが、果たして成功するのか?
ある意味、突拍子もない設定だが、見ているうちにハラハラドキドキ、次はどうなるんだろうか、とのめり込んでしまった。
でも、一番は「びっくりした?」がびっくりした。
あまりにもご都合主義のような気もするが、おもしろかった。
最後はちょっと心苦しい結末だったけどね。
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2010年に入ってから一ヶ月ちょっと。
あまりにも色々なことがありすぎました。
自分の生徒の入試と職場の入試、部活の試合と重なりまくり、一ヶ月の間休みナシだった。
流石に試合が終わった直後は疲れがどっと出てきた。
もうすぐ卒業式もあるし、あともう少しだな、踏ん張りどころはね。
今日のWBCの第一ステージ最終戦、日本対韓国は1-0で負けちゃいました。
今日もイチローを始めとする打線が湿ってましたね。
でも、第二ステージは進出なので、連覇に向けてガンバレ日本!
科博を出た後で不忍池で一杯引っかけてから、ついでに寄ってみました。
昭和30年代というよりは戦前の印象が強いですが、下町の街並みが再現されてます。
今日は特別展として子どもの昔の遊びを特集してました。
メンコ、すごろく、竹馬、グリコのおまけなどなどが展示されていました。
昔の「少年倶楽部」という雑誌を見ていた年配の方が、「小学校の時に100円だった」と話していて、いつ頃のことかな?と思いました。
写真はパンフにあったメンコです。
時代を感じますねぇ。
かねてから病気療養中だった赤塚不二夫先生が、昨日亡くなられた。
「天才バカボン」や「おそ松くん」、「ひみつのアッコちゃん」などギャグ漫画から少女漫画まで、いろいろな作品を世に送り出した。
その作品から生まれたバカボンのパパやイヤミ、ニャロメ、レレレのおじさんなどのキャラは作品を超えて親しまれている。
さらに赤塚先生自身も面白くTVにも登場し、タモリを見いだしたりと、多才な漫画家であった。
故・手塚治虫大先生に憧れて漫画家になった「トキワ荘」のメンバーがまた一人鬼籍に入ってしまった。
ご冥福をお祈りします。
遅くなりましたが、20日に見てきました。
オープニングのお馴染みのテーマが流れたときは、おお!と感激しました。
また、新スーパーマン役のブランドン・ラウスやレックス・ルーサー役のケビン・スペイシーもまあ合格点です。
特撮というかCGというか、スーパーマンの超能力の描写も、ここ数年のヒーローもののごとく、及第点と言えましょうか。
惜しむらくはストーリー。
あの彼(ネタばれになるから書きませんけど)の扱いをもう少しクローズアップしても良かったよなぁ。
パンフ見ても全然書いてないし。
そこまで隠匿しておく内容なんでしょうかねぇ。
ま、エンディングには、なるほど~と思いましたけどね。
ちなみにストーリーは、
「故郷クリプトン星の残骸を見つけに旅立ったスーパーマンが5年ぶりに地球に帰ってくるところから始まる。
スーパーマンは黙って旅立ったようで、恋人ロイスは1児の母となり、宿敵のルーサーもまた暗躍していた…」
でもね、スーパーマン、あんたいきなり旅立っちゃいかんでしょう。
そりゃ振られますよ。
エンディングには旧スーパーマンのクリストファー・リーブとその妻に捧ぐと挙げてあった。
本作ならばクリストファー・リーブも合格点を出すと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?
ちなみに、20日の夜に旧スーパーマンの一作目がTVでやっていた。
オープニングやスーパーマンと父親のエピソードを見たときに、新作は旧作のオマージュなんだと実感しました。
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